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山西省 [shangxi] 印刷 Eメール
山西省は晋と略称され、省都は太原です。面積が15万平方㎞で、10の地級市、12の県級市と85の県を所轄しています。半分以上の市が対外開放し、日、米、独などの120カ国の地区と経済協力関係を結んでいます。人口は3297万人です。
概況

山西省は晋と略称され、省都は太原です。華北地方の太行山以西に位置しています。当省は春秋時代の晋国、戦国時代の趙国、魏国、秦時代の太原、河東、上党郡、漢時代の弁州、元時代の中書省山西道であり、明、清両時代に山西省とされました。面積が15万平方㎞です。呂梁地区、太原、大同、朔州、晋中、陽泉、長治、忻州、臨汾、運城、晋城を併せて10の地級市、12の県級市と85の県を所轄しています。半分以上の市が対外開放し、日、米、独などの120カ国の地区と経済協力関係を結んでいます。


住民
山西省の南部地区は180万年前の原人の遺跡があり、13万~8万年前には「丁村人」が生息していました。長い文化歴史を持ち、西南部は伝説にも出てくる「尭都平陽(臨汾)」、「舜都蒲坂(永済)」、「ウ都安邑(夏県)」があります。歴史上の有名人は名将の衛青、関羽、楊業、詩人の王勃、王維、柳宗元、白居易、「資治通鑑」の作者である司馬光、「三国演義」の作者である羅貫中、書画家の米市「クサカンムリ・市」、革命烈士の劉胡蘭などです。漢唐元時代は人口が多く、漢時代初期の人口は96万人でした。元時代は戦争による被害が比較的少なかったため、人口が激しく増加しましたが、清時代初期の戦乱により急減し、順治年間の人口はわずか153万人となりました。その後、次第に回復し、1954年~1984年に工業建設のため129万人が山西省に移住し、2000年度の人口は3297万人となっています。人口増加率は10.1%です。人口密度は1㎞あたり220人、河谷盆地が300人です。1990年の人口調査によると、漢族、回族、満州族、モンゴル族などの46の民族があり、少数民族が総人口の0.3%を占め、市町人口が28.7%(全国平均レベルが26.2%)、適齢労働者が60%、未成年者が28.3%、老齢者が11.7%、男女比率が107.5:100、非識字者率が11.3%です。


地形
山西省は黄土高原東部に位置しています。地勢は東北部が西南部より高く、海抜が1000m、山西高原と言われます。山地と丘陵が69%、盆地、台地がそれぞれ10%と21%です。地形は三つの区域に分けられます。

1、晋中盆地。大同、忻州、太原、臨汾、運城などの盆地が当省の中部を貫き、海抜が北から南へ行くにつれ1000mから250mに下がり、人文経済が発達しています。

2、晋東地区。大行山岳を始めとし、以北の恒山と五台山、以南の中条山などを含み、海抜が1500m以上です。五台山の北台頂が3058mと高く、当省の最高峰です。その他、平型関と長治盆地などがあります。

3、晋西山地と高原。呂梁山の主峰である関帝山が2000mと高いです。北部の高原の海抜が2000m、南山嶺へ行くにつれ1500mに下がり、黄土層が10~30mと厚く、水土流失により溝と谷が多い地域です。


気候
大同、嵐県の以南、以北地区はそれぞれ暖温帯、温帯半乾燥季節風気候であり、北端は大陸性気候の特徴がはっきりしています。海抜が高いので、気温は同じ緯度の地区より低いです。東南部の山地が湿潤気流の進入を妨げているため、降雨量が少ないです。雁門関の南北の気候差が激しく、総体的に見ると、夏は涼しく、冬は乾燥した寒さで、四季の移り変りがはっきりしています。1月の平均気温は北から南へかけて-12から-2℃に上がり、7月の平均気温は26℃です。無霜期は晋南が4月始め頃から、晋北が5月始め頃から始まり、5~7ヶ月間続きます。日中の平均気温は0℃と10℃を超える日数がそれぞれ210日~300日と140日~210日です。年間降水量は400~500㎜、東南部地区は550㎜以上です。大部分の降水量は夏季に集中します。成長期の水分不足量は300㎜です。災害気候は乾燥熱風、雹などです。


河と湖
当省境内の黄河は860㎞と長く、急流と険しい早瀬が多く、壺口滝、龍門滝があります。黄河水系の第二大支流である汾河が694㎞と長く、太原盆地と臨汾盆地を貫き、洪水期と渇水期の流量が百倍以上の差があります。心(リッシン辺・心)河が450㎞と長いです。その他、桑乾河、章(サンズイ辺・章)河などがあります。天然湖が少なく、南部の解池が塩水湖で、河東塩池と言われ、面積が130平方㎞、最大深度が6mです。


資源
石炭、鉄、ボーキサイトなどの鉱産資源が豊かで、「石炭と鉄の里」と言われています。石炭埋蔵面積が36.4%と、65%の市と県に分布し、埋蔵量が全国の3分の1を占めます。ボーキサイト鉱の埋蔵量が全国の第一位で、鉄鉱が第四位です。耕地面積は32.2%を占め、山地地区が大きな開発潜在力を持っています。水資源総量が180億立方m、一人当たりに500立方m、全国の平均レベルの5分の1に相当します。流量が1秒当たり0.1立方mの泉は89カ所あり、一部が灌漑に用いられる他は、省外に流れていきます。3分の1の農業地区が水不足で、当省の4分の1の地区が生活用水不足です。森林被覆率は8.1%です。


農業
山西省は長い農業歴史を持っいてますが、水土流失により99.8%の耕地が畑です。50年代以来水利建設を進行し、2000万畝の汾河灌漑地区が開拓され、有効灌漑面積が30%以上に達しました。農業総生産が工農業総生産の15%を占めます。内、栽培業、林業、牧畜業、漁業がそれぞれ67.9%、4.4%、27.3%、0.4%を占め、主な食糧作物が小麦、トウモロコシなどです。雁門関以北の地区が春蒔き小麦栽培区、以南が冬蒔き小麦栽培区です。北西地区が馬鈴薯が多産で、晋南盆地が換金小麦の主な生産地区です。山岳地区の食糧作物はトウモロコシを始めとし、雑穀が70%を占め、東南部地区は粟を多く産出します。心(リッシン辺・心)州の黍が有名で、太原、忻州、臨汾盆地は水稲、コウリャンが多産です。換金作物が南部、東部地区の綿、落花生、北西部の胡麻、神池が「胡麻の里」と言われます。牧畜業は牛、ロバ、ラバ、豚と羊を主とします。その他、クルミ、棗、山椒と柿の実などがあります。汾楊、孝義はクルミの主な産地です。


特産品
山西は酒と香酢が最も有名です。杏花村汾酒、竹葉青酒は中国の名酒です。汾酒は南北朝時代から創始し、唐宋時代の詩人に多く称賛されました。竹葉青酒は薬酒として心血管病症、関節炎に効果があります。その他、長治路酒、祁県の六曲香酒などもあります。2400余年前から創始した陳酢は清徐で産出し、栄養に富み、「健康の友」と言われます。楡次大曲酢、陵川玉泉陳酢も有名です。特色料理は平遥牛肉、太谷餅、刀削面(棒状にこねた小麦粉を三日月形の包丁で削って湯に落とし、ゆであげたもの)などがあり、河東の丘陵地区で産出される稷山板棗を始めとし、運城相棗、臨汾の永安村棗、太谷殻瓶棗などもあります。その他は、原平梨、清徐葡萄、臨猗ザクロ、汾陽クルミ、長治サンザシなどです。農業特産物としては、「心(リッシン辺・心)州黄」黍、平順山椒、党参(人参の一種)、黄氏などがあります。伝統工芸品は平遥漆器、弁州刃物、陽泉鉄鍋などです。漢方薬製剤が亀集霊、定坤丹などです。


工業
石炭と鉄鉱資源が豊かで、エネルギー化学工業が重要な地位を占めます。軽工業と重工業の比率が2:8となっています。石炭、冶金、機械、化学工業が工業総生産の3分の2を占めます。石炭の年間生産量が建国初期の300万トンから3.5万トンに増え、全国の総生産量の4分の1を占めます。1000万トン以上の大型鉱区が大同、西山、陽泉、路(サンズイ辺・路)城と晋城などです。晋北、晋中と晋東南地区がそれぞれ動力用炭、コークス用炭と無煙炭を生産します。石炭輸出が全省の輸出による外貨獲得の64%を占めます。太原鋼鉄公司が最も重要な合金鋼の生産基地です。非鉄金属冶金が河律アルミニウム基地と中条山銅鉱などです。太原を中心とする大型機械と採掘冶金設備製造が一定の地位を占めます。太原、路(サンズイ辺・路)城の石炭化学工業は発達しています。水不足により、坑口発電所の発展は後れています。食品加工業は現在急速な発展を見せています。


交通
南北を貫く同蒲鉄道は隴(連雲港)海(蘭州)、太(太原)焦(焦作)、石(石家庄)太(太原)、京(北京)原(太原)、京(北京)包(包頭)鉄道と繋がっています。石炭輸送を順調に進めるため、大秦石炭輸送特別線路を建設し、石(石家庄)太(太原)、邯(邯鄲)長(長治)などの線路を改造しました。鉄道は全長2500㎞で、道路は48000㎞です。北京~昆明、二連浩特~河口、青島~銀川などの8本の国道が通過しています。石太高速道路が開通しました。内陸航路は170㎞です。太原が民航輸送の要であり、北京、上海、天津、広州、長治への航空路があります。


観光地
古代建築などの国家重点文物保護地区は56ヶ所、国家重点風致地区は5ヶ所あります。70%の宋・元時代の古代建築が山西省に分布しています。古塔の種類は全国首位です。太原の晋祠は名所旧跡と園林風光が両立し、周柏、不老泉と宋時代宮女像の「三絶」があり、「山西随一の名所」と言われます。付近には天龍山石窟、双塔寺及び彩色塑像宝庫と言われる平遥双林寺などがあります。大同の雲岡石窟は1500年前の北魏時代からのもので、53の石窟と5万座塑像が現存し、中国の三大石窟宝庫の一つです。華厳寺と明時代の九龍壁も大同にあります。応県木塔は国内最大の遼時代の木塔です。渾源の恒山は「北岳」と言われ、五岳名山の一つです。五台山は寺院が多く、四大仏教名山の一つです。その他、関帝廟、黄河壺口滝、方山の北武当、永済の五老峰と普救寺、臨汾の尭陵と尭廟、隰県の小西天、洪洞の広勝寺などがあります。


都市と町
山西省は太原、大同などの22の市と524の町を統轄しています。

★太原市:山西省の行政、商工、交通、文化教育の要であり、漢時代に弁州に統轄されたので、弁と略称します。重要なエネルギー、合金鋼と化学工業基地です。市の人口は185万人です。特産物は鋏、刃物とガラス製品です。観光地は晋祠、西山大仏、崇善寺、山西省博物館(純陽宮)と双塔寺などです。

★大同市:晋北地区の商業、工業と交通の要で、石炭基地があります。市の人口は97万人です。特産物は絨毯、陶磁器などです。観光地は雲岡石窟、善華寺と九龍壁などです。

★陽泉寺:石太鉄道沿線の工業都市と鉱業都市、石炭と鉄鋼工業が発達しており、国家の無煙炭基地です。市の人口は46万人です。特産物は土鍋、鉄鍋と鉄器です。名所は関帝廟、娘子関などです。

★長治市:当省東南部の重要な都市であり、石炭、機械と製鉄工業が発達しています。市の人口は40万人です。特産物は陶器、路(サンズイ辺・路)酒、党参と「心(リッシン辺・心)州黄」黍などです。名所は上党門、観音堂などです。

★晋城市:新興の石炭工業都市です。市の人口は17万人です。特産物は鉄器などです。名所は玉皇廟、古青蓮寺です。

★臨汾市:南部の重要な都市であり、石炭化学工業と紡織工業が発達しています。市の人口は28万人です。特産物はミルク、棗などです。観光地は尭廟、大雲寺(鉄仏寺)などです。

★運城市:西南部の主要な都市です。化学工業、紡織、食品加工業が発達しています。市の人口は18万人です。特産物は相棗です。観光地は関帝廟、舜帝廟などです。

★晋中市:紡織機械工業が発達しています。市の人口は25万人です。特産物は梨、棗、陳酢などです。

★朔州市:新興の石炭工業都市です。市の人口は14万人です。特産物は小麦粉菓子です。名所は崇福寺などです。

 
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